1984
Big brother is watching you.
この言葉聞き覚えありませんか?
ビック•ブラザーがあなたを監視している
ということで今日はジョージ・オーウェルの小説「1984」を紹介します。
この作品は私の人生で2番目に影響を与えた本です。(いや1番目じゃないんかい)まあ1番目はまた後に紹介したいと思います。
1949年に発売
1984年と言うくらいだから1984年に発売されたと思いがちですが、1949年です。今から73年前に発売されたんです。
73年も前ですよ?
なぜ今から73年も前の小説が今も評価されているのか気になりますよね?
これが個人的に実際に読んでほしい理由です。
- 現代を予想したかのような設定
- 全体主義社会
- 日本と対比
まず1つ目は
徹底的かつリアルに作り込まれた設定です
少しネタバレになりますが主人公は歴史を改ざんする仕事に勤めています。正直ここでもう既にこの社会がどのような現状なのかを表していますよね。そして今の政治体制へ不満を持ち、、、
ここから先は是非買ってからのお楽しみということで
2つ目は全体主義社会についてです
今はもう全体主義なんて滅多に聞きませんが、ここは1984の世界。当たり前のようにあります。日本も第二次世界大戦中はそうでした。よく大本営発表ってネットスラングで使われますが、この1984の世界でもあります。都合の良い情報だけしか流さない、そして傍で見る主人公は、、、
是非ここも買ってから読んでみてください
3つ目は今の日本との対比です
全体主義ではないですが、今の日本には他の国には見られない
があります。個人的にはとっても苦手なものです。周りがAをしているから自分もAをする。この狂気とも言える現象の怖さが1984にもあります。
是非購入して、読み、今の日本と比べてみましょう。
ここからは+αです
デヴィッド・ボウイが1984に影響を受け、制作したアルバム。
僕はアンダープレッシャーでデヴィッド・ボウイを知りました。
1984がコンセプトベースになった 平沢進さんのアルバム。1984を読む前と読んだ後では印象が180度変わるアルバム